「かかりつけ薬局」と「かかりつけ薬剤師」

こんにちは!やさしい薬局(セジマ調剤薬局)の勢島 英(せじま えい)と申します。
私は薬剤師であり、サプリメントアドバイザーであり、そして脳若トレーナーです!

さっそくですが、石原さとみさん主演のテレビドラマ「アンサング・シンデレラ」をご覧になりましたか?
ご覧になってない方々にこのドラマを簡単に説明いたしますと、病院で働く薬剤師が、入院された患者さんのために、医師、看護師等の医療スタッフ、さらには病院外の薬局の薬剤師とともに、いろいろな問題に向き合っていく話です。

薬剤師の仕事を取り上げたテレビドラマは史上初なので、私たち薬剤師業界でもとても衝撃を受けました。
「アンサング」というのは「unsung」で「讃えられない」とか「縁の下の力持ち」のようなニュアンスで使われます。
確かに薬剤師って何しているの?薬を集めて渡しているだけじゃないの?となかなか表に見えない部分も多いと思います。
私も以前大学病院で働いておりましたので、今回のドラマは、「確かに!あるある!」と思うことや「そりゃ、ないよ~!」と笑ってしまうところとかあって楽しめました。

さて、このドラマで一つ気になったポイントが、主人公の薬剤師である葵みどり(石原さとみ)に関わった患者さんが、「今後も薬はあなたにお願いね」というシーンが多いことです。

退院した患者さんにどこまで病院薬剤師が関われるか。これはドラマのようにはなかなかいかないかもしれません。しかし、町の薬局ならそれができます。

「かかりつけ薬局」、「かかりつけ薬剤師」という言葉を聞いたことがありますか?

レストランやパン屋さんに“行きつけ”があるように、薬局にも“かかりつけ”という考え方があります。利用する薬局を一つに決め、かかりつけ薬局にしておくと、調剤時だけでなく、体にやさしいサプリや食事など健康づくりの面でも心強い存在になります。

薬剤師

通常、院外処方せんはどこの薬局に持って行っても構いません。いつもの「かかりつけ薬局」に持って行くことで、その薬局はあなたの薬の内容、副作用、アレルギー等を把握していますので、スムーズに、安心して薬をもらうことができます。

また、大病院等ではFAXコーナーがあり、処方せんをかかりつけ薬局にFAXすることで、あらかじめ薬局で薬を準備しておくことができます。薬局に在庫がない薬でも、患者様が薬局に向かっている間に準備できる場合もありますので、ぜひご活用ください。

最近では、スマートフォンに「電子お薬手帳」というアプリを入れることで、お薬手帳の替わりにもなります。当局(セジマ調剤薬局、調剤薬局ウエル、やさしい薬局)が使用しているアプリは「CARADA(カラダ)」という無料アプリです。

このアプリを入れて、薬局を登録することで、当局に処方せんを持参された場合は自動で患者様のスマホに今回の薬が登録されます。
また、このアプリで処方せんの写真を撮って薬局に送信することで、FAXコーナーの代わりにもなります。
いろいろな電子お薬手帳がありますので、詳しくは薬局でお尋ねくださいね。

そして、「かかりつけ薬剤師」という制度もあります。

かかりつけ薬剤師は一言でいうと、「あなたの担当薬剤師」です。アンサング・シンデレラで、「今後も薬はあなたにお願いね」と言われた薬剤師の葵みどりのように、担当の薬剤師を決めることができます。

薬局の場合は、かかりつけ薬剤師加算というものがあり、少しだけ患者様の負担金が増えますが、毎回、同じ薬剤師が担当いたします(不在の時のみ、他の薬剤師が担当します)。
薬の飲み合わせや副作用の相談、健康食品や市販薬、夜間対応、電話相談等、患者様に合わせた対応を担当薬剤師が行います。いつも同じ薬剤師が担当しますので、話しにくいことでも安心してご相談ください。これもご興味がある方はぜひ薬局にご相談ください。
(注)かかりつけ薬剤師になれる薬剤師にはいくつか条件が決まっています。

かかりつけ薬剤師を選べるのは、他の薬局も含めて1名のみです。
もちろん変更したい場合は変更も可能です。
また、かかりつけ薬剤師を決めたからといって、他の薬局に行ってはいけないわけではありません。

もし、アンサング・シンデレラの葵みどり薬剤師のように、あなたの信頼できる薬剤師が見つかりましたら、「かかりつけ薬剤師」をぜひご検討くださいね!

かかりつけ薬局が、あなたの健康を受け持ちます。

では、『脳若 × 薬剤師』で、ウェルネス(※)な毎日を!

(※)ウェルネス・・・輝くようにイキイキしている状態のこと